2022年に結成されて以降、FRUITS ZIPPERは「原宿から世界へ」を掲げ、J-POPシーンに新しい風を送り続けている。彼女たちの人気の理由を一言でまとめるのは難しい。キャッチーな音楽、心をつかむ歌詞、ダンスのポップさ、メンバー個々の強いキャラクターどれも彼女たちの魅力を語る要素だ。しかし、その根底にあるのは「かわいい」を武器にしたポジティブな世界観だ。

SNS時代に特化した“バズる力”

FRUITS ZIPPERが一躍注目を浴びたのは、ショート動画を中心に楽曲が爆発的に広がったことが大きい。「わたしの一番かわいいところ」など、耳に残るフレーズと真似しやすい振り付けが若い世代を中心に浸透し、TikTokやInstagramで次々とファンメイド動画が生まれた。

ただし、これは“偶然のバズり”ではない。彼女たちのダンスや表情作りは、カメラ映えやSNS映えを意識した工夫が随所に見られ、現代アイドルに必要な「拡散性」をしっかりと理解しているのだ。

メンバーの個性が作る“七色の魅力”

FRUITS ZIPPERの面白さは、グループでありながら個性がはっきり際立っているところにもある。天真爛漫、クール、ふんわり系、お姉さんキャラなど、多様な色が集まってひとつの「かわいい」を形作っている。

彼女たちのパフォーマンスを見ていると、それぞれが自分の得意分野を持ちながら、グループ全体としてのコンセプトをしっかり守っていることがわかる。バランスの良さこそが、フルーツの詰め合わせ＝FRUITS ZIPPERの名にふさわしい。

“日常にポップを”という提案

楽曲やステージを見ていると、FRUITS ZIPPERはただのアイドルではなく、小さな勇気や多幸感を日常に持ち帰らせてくれる存在であることに気づく。かわいさは強さであり、前向きさは癒しになる。そのメッセージは、誰もが不安を抱えやすい時代にそっと寄り添ってくれる。

最近ではアニメ「クレヨンしんちゃん」のオープニング曲も担当したり今年は紅白歌合戦も出演！！

これからのFRUITS ZIPPERへ

今や国内外から注目されるグループとなった彼女たちが、次にどんな景色を見せてくれるのか。原宿発の小さなポップカルチャーは、日本を飛び越え、アジア、そして世界へ広がりつつある。FRUITS ZIPPERの「かわいい革命」は、まだ始まったばかりだ。

フルーツジッパーはペンライト等色々なグッズもあります。

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